オライリーの「ロバストPython」を読んでいます。よき本です。

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ロバストPython

自分はJavaでコーディングしてきたので、型定義のいらないPythonやJavaScriptには違和感を覚える派なのですが、動的型付けによる恩恵(開発スピードの速さなど)を失わない程度に型定義できていればよい、という思想でOKだと分かりとても好感が持てました。

数か月前にあらゆる要素(変数、引数、戻り値)に型定義を入れまくった中々にしんどいコードを書いたことがあって、「これはPythonユーザーのいないこの現場だと誰も理解できなくて野放しにされる」と考え直して全て消したことがあります。が、そもそも神経質的に全ての要素に追加すること自体が間違いで、最低限意図が伝わる程度に追加して、あとはmypyなどの静的ツールのアドバイスを聞いていればよかったのだと分かり、目からウロコでした。

まあ、今後は「AIが理解できるコード」を書くことが求められるし、コーディングする主体は人間からAIへ移り変わっていくので、堅牢なコードの書き方を今から学ぶことに意義があるのか分からない(というか半ば思考停止している)が、普通に読みものとして面白いのでよいかなって。きっと、あと5年くらいは重宝されるスキルだろう。

続きも読んでいくのだぜ。