昨日は友人が主催したプチオンリーの運営を手伝ってきた。かなり多くのサークルが参加していて、アンケートやスタンプラリーの企画など、今までの同人活動やITのおしごとで培った開発力を存分に発揮した素晴らしいコンテンツばかりで楽しかった。
最後に同人イベントへ参加したのは恐らく十年前の夏コミで、その時と比べると外国人のお客さんがめちゃくちゃ増えていたり(英語で対応することもあった。やさしめの日本語で話そうとしたら、逆に流暢な日本語で「いくらですか?」と返ってくることもあった)、コスプレのレベルがとんでもなく高くなっていて(見た目は男性なのに声帯が女性の方が来て頭がバグった)、色々とカルチャーショックを受けた。同人の文化って独特だし、参加ハードルが高いような気がしていたけれど、中に入ってみると居心地いいもんなんだなと気づけてよかった。
「カップリング」や「本」という形式にこだわらなくても良いと理解しつつ、自分の創作物をどこに当てはめるべきなのか、ずっと分からないままでいる。自分の絵や文章は好きだし、そのプロセスも好きだけど、キャラクターや作品との一般的な距離感や付き合い方?みたいなのが自分は何となく違う気もしていて。今すぐ答えは出ないし、多分一生悩むんだろうし、悩んでいる間に同人誌を書いて解決しそうな気もしているが……とりあえず、描かねば始まらない。きっとそういうことなんだろうよ。